日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05449-A03
題名 狐をだまして兎退治;狐をだます話
題名(ヨミ) キツネヲダマシテウサギタイジ;キツネヲダマスハナシ
時間 58秒
話者 :1894年生
収録地 岐阜県加茂郡白川町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB31
日本昔話タイプ ITタイプなし
概要 「あるときにね、畑の麦、うさぎが食って、かなわんやろ・・・・・ほんまに来んは、兎が。狐が退治してしまうもんで。そういう いいつたえもある」
兎が畑の麦を食って困るので、爺は、「兎が食うと思えば、狐が食う」と立て札を立てる。狐は兎のおかげて、悪く言われると腹を立て、畑へ来る兎を食ってしまう。後々にも、まじないに、「兎が食うと思えば狐が食う」という立て札を立てれば、畑を荒らされない。