日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05448-A02
題名 伝説 - めんぱ淵 -
題名(ヨミ) デンセツ - メンパブチ -
時間 1分42秒
話者 :1894年生
収録地 岐阜県加茂郡白川町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB31
日本昔話タイプ *伝説
概要 「お父さんがね、長い煩いで、飛騨のかどわさの方じゃけどね、お父さんが長い・・・・・ほんで今ね、近江の湖水とちょっとも違わん池がねそこにあるっちゅう話」
長煩いの父親が、近江の湖水を飲みたいと言うので、孝行息子はめんぱを持って、水を汲みに出かける。水を汲んだ帰り、飛騨の門和佐(かどわさ)で、父親の死をしらされ、力を落として、ころんで 水をこぼす。そこに、近江の湖水と(色の)変わらぬ池ができた。(それをめんぱ淵という。)