| データ番号 | Q05448-A03 |
|---|---|
| 題名 | 小栗判官 |
| 題名(ヨミ) | オグリハンガン |
| 時間 | 6分34秒 |
| 話者 | :1894年生 |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 岐阜県加茂郡白川町 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB31 |
| 日本昔話タイプ | *伝説 |
| 話形分類 | |
| 概要 | 「照手姫ちゅう、えらい、田村しゅ[ょ?]うげんのお姫様でね・・・・・照手姫の親やもんで、許してね、ほんで、改心させると、そんだけ」 照手姫と小栗判官は恋仲だが、照手姫の親が反対して、祝言の夜に小栗判官とその方の客を毒殺し、判官を土葬に、あとのものは火葬にする。姫は海へ流されて、漁師に拾われ、三村屋に遊女として売り飛ばされる。体を売ることを拒むので、かごで水汲みをさせられる。寺の和尚が小栗判官の墓所を訪ねると、くど仏が書きつけを持って立っている。それには、この者にはほんご(地名)の湯に入らせると本復すると書いてある。和尚は、餓飢や車を作って、「一丁引けば父のため、二丁引けば母のため、三丁引けば夫のため」と書いて、引かせていく。その車は、三村屋の前で止まって動かなくなるので、照手姫は三日間の暇乞いをして、車を温泉まで引いていく。その後、若武者が三村屋を訪ね、75人の遊女の面通しをして、他の女をというので、小萩(じつは照手姫)が、身なりをととのえて出ていく。座敷に居るのは、生き返った小栗判官であった。判官は店の主人を許し、小萩を連れていく。照手姫の実家へ戻るが、信じてもらえず、弓の射かたをみせてやっと信じてもらう。判官は姫の親を許し、改心させた。 |