| データ番号 | Q05448-A01 |
|---|---|
| 題名 | 真似そこない - 太郎作・次郎作 - |
| 題名(ヨミ) | マネソコナイ - タロサク・ジロサク - |
| 時間 | 3分2秒 |
| 話者 | :1894年生 |
| 収録地 | 岐阜県加茂郡白川町 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB31 |
| 日本昔話タイプ | *伝説 |
| 概要 | 「あるとこにね、太郎作と次郎作ちゅう百姓がおってね。・・・・・動けなくなってしまった。・・・・・いわれの話をね」 正直者の太郎作と、怠け者の次郎作がいる。太郎作が畑でできた大きな蕪を代官のところへ持っていって、さし出す。代官が、ほうびに馬を一頭与え、昼飯も食べさせ、新しい草履も与える。次郎作は、太郎作の真似をして、翌日畑の大根を持っていって、代わりに、前日の蕪だけをもらって、腹をすかせて、戻る。 太郎作が、町へ野菜を売りに行って大繁盛した。次郎作はあまりうらやましがったので、動けなくなってしまった。あまり、人をうらやんではいけない。善人ならいいことができる。 |