日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05418-A02
題名 七草粥
題名(ヨミ) ナナクサガユ
時間 4分5秒
話者 :1888年生
収録年月日 1971-08-27
収録地 山形県西置賜郡白鷹町
収録者 稲田浩二
OWC AB16
日本昔話タイプ *伝説
概要 「昔あったけどな・・・・・トンビント」
親孝行な息子がいる。親は歯みな抜け、耳も聞こえず年老いている。夢枕に神様が立つ。日頃の親孝行にこたえてやろうという。海の下の山の向こうにすむ白鳥は年に一度七草を食べに来る。そして何年も生きている。その鳥の来る前に七草をとって、山の清水でかゆを作り、それを何年もつづけよ。そうするうちに老母の歯が生え、耳も聞こえるようになり皆で幸せに暮した。だから親孝行を怠るな。