| データ番号 | Q05418-A03 |
|---|---|
| 題名 | 地蔵浄土 |
| 題名(ヨミ) | ジゾウジョウド |
| 時間 | 8分26秒 |
| 話者 | :1888年生 |
| 収録年月日 | 1971-08-27 |
| 収録地 | 山形県西置賜郡白鷹町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB16 |
| 日本昔話タイプ | 【IT81;地蔵浄土】 |
| 概要 | 「むかすおじいさんおばあさん・・・・・トービントと」 庭を掃いていると豆が転がっていた。それを拾ってきな粉のだんごをこしらえてお地蔵さんに供える。仏さんの方で何か音がするので見に行ってみる。だんごが転がってゆくので後ろを追いかけてゆく。穴の中に入ってゆくので爺も入ってゆく。地蔵さんが立っている。その手の上にだんごがゆく。きたない外側の方を爺が食べ中のいいとこをお地蔵様が食べるようにする。お地蔵様は爺に今夜泊ってゆけという。毎晩その前で博打をやるのをとめたいという。爺をひざに登って頭に登って二階へ上らせる。こういう風になれば鶏の真似をしてと段取りを教える。三番鶏まで真似すると博打ちは大あわてで行ってお金を一杯残してゆく。地蔵様に言われてそのお金をもらってゆく。隣の婆がうらやんで爺に真似をさせにやるが反対に博打うちにひどい目にあわされる。それでものうらやみはせずそれからは一所懸命働くようになった。 |