日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05407-A02
題名 絵姿女房
題名(ヨミ) エスガタニョウボウ
時間 2分42秒
話者 :[1890年生]
収録年月日 1971-08-15
収録地 鳥取県日野郡日南町
収録者 稲田浩二
OWC AB41
日本昔話タイプ 【IT217B;絵姿女房-物売り型】
話形分類 TA. 絵姿女房・桃売型
概要 「とんと昔があったげな・・・・・それで昔こっぽり」
木樵りと美しい女房といる。木樵りは女房をみて仕事をしない。食べられないので そっくりの絵を書いて持たせる。木を切ってはその絵を見るという風にしていたが、大風が吹いて、その絵が京の検校さんのところへ飛んで行った。するとその検校はその女房をとってしまうが、女房は笑い顔を見せる事がなかった。木樵りは考えて、ほうろく売りになってゆく、検校の家の前で呼ばう -コーロクやホーロクやセンダンお山で妻コをとられホーロク屋 その声に女房が笑顔を見せたので 検校はその衣服もとり替え、暗くなるまでそうして呼ばう、そんな姿をしているので部下が検校を斬ってしまう。それでその家来46人も腹をきったという話