日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05406-A04
題名 法印と狐
題名(ヨミ) ホウイントキツネ
時間 4分26秒
収録年月日 1971-08
収録地 鳥取県東伯郡東伯町
収録者 稲田浩二
OWC AB41
日本昔話タイプ 【IT1007A;法印と狐-葬列型】
話形分類 TA. 山伏と一軒家;ME. 法印と狐;CE. 一ツ屋の恠
概要 「なんと昔あるとこなぁ・・・・・」
種の法印が祈祷に出掛ける。峠で狐が心地よさそうに寝ている。耳元でほら貝を吹くとビックリして逃げた。その帰り、早くに暗くなってしまう。向うの方に明りが見えるので泊めてくれとゆく。病人がいるが、それでもよい、寄合いがあるのでと留守番を頼まれる。病人が呼んだ時、返事をしてくれるように、呼びかける度に青ざめた顔の病人がにじり寄る。もうあと一歩という所までくる。するとそこは、こえ溜で法印は落ちてしまう。あたりが明るくなる。