日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05389-A05
題名 まのよい猟師 - 大漁型 -
題名(ヨミ) マノヨイリョウシ - タイリョウガタ -
時間 4分52秒
収録地 長野県上伊那郡中川村
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB30
日本昔話タイプ 【IT1140;運のよい狩人】
話形分類 TA. 鴨取権兵衛;ME. まのよい猟師
概要 「猟師の上手な人・・・・・。」
きょうは西の山へ行って猟をする事になる。さっぱりダメ こめた弾があるのでむこうに見える火に向ってうつ。ゴロゴロゴロとうなる。不思議に思って、川を渡ると大きな熊が倒れている。その傷口にくまんバチがたかっている。そのくまんバチを追ってゆくと大きな巣にゆく。松明を燃して、巣の傍にゆくと火でハチが川に落ちる。いいえさが落ちていると思って魚が集る。ハチにさされて魚は丘へピョンピョンあがる。そしてクマンバチの巣をとり帰る途中根っ子と思いつかまえるとうさぎの後足、びっくりしたうさぎは前足で土を掘ると山芋が掘れる。それを持って帰ると、家では奥さんが 私も、家の石垣の前で、大きなネギを背負って休んでいたので、まあいいネギだとほめたら、置いていきましょうと置いていった。すると酒屋の番頭がきて酒をおいていった。いいネギがあるので酒をのみ肉を食べた。するとそのネギは盗んだネギで酒は間違えて配達した酒であったという。