展示情報データベース
ID 2008-03
展示名 いろんな『おかね』で世界が見える
種別 企画展
会場 国立民族学博物館 企画展示場B
会期 2008年03月20日~2008年09月30日
名義
概要 古来、世界の各地では、さまざまな「おかね」が造られ、使われてきました。常設展示場の「オセアニア展示」のコーナーでは、赤い色をした「羽毛製貨幣」をはじめとして、いくつかの石貨や貝貨をご覧いただくことができます。これらは、多くの場合儀礼的な目的をもっていて、婚資などの贈答に用いられてきました。
みんぱくは、こうした民族標本資料以外にも、日本の藩札や世界各国の古銭・古紙幣とともに、現行の通貨もいろいろと所蔵しています。
この企画展では、館蔵標本資料の若干と、館員から寄せられた約2,100点の中より抜粋した新旧各時代の貨幣・紙幣のかずかずを、国別・地域別に陳列しています。いろんな「おかね」のデザインの多様性をお楽しみいただきながら、装身具としての用途や、記念性・儀礼性の表象とされる事例があることなど、さまざまな用いられ方についてもご理解いただければと思います。
備考