| ID | 1998-03 |
|---|---|
| 展示名 | 大モンゴル展―草原の遊牧文明 |
| 種別 | 特別展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
| 会期 | 1998年07月30日~1998年11月24日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館、財団法人千里文化財団 【後援】モンゴル大使館、モンゴル文部省、モンゴル文化基金、外務省、NHK大阪放送局 【特別協力】カルピス株式会社 【協力】日本万国博覧会記念協会、林原共済会、凸版印刷株式会社 【協賛】京セラ株式会社、太陽工業株式会社、株式会社鴻池組、株式会社モンベル |
| 概要 | ユーラシア大陸の草原地帯では、古代よりスキタイ、匈奴などの諸集団がつぎつぎと主役を交代しながら、乾燥地帯に適した遊牧のくらしを共有し、歴史的に活躍して遊牧文明を築いてきました。そうした伝統は、いまなおモンゴル高原でうけつがれています。 本特別展では、モンゴル国で収集された資料を中心にし、さらに中国の内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区など関連する諸地域からの資料をくわえて、遊牧のくらしを紹介しています。身近に感じとってもらうために、さまざまな参加型の工夫をこらしました。 私たちは、農耕(CULTIVATION)によって大地に刻みつけられて生まれる文化(CULTURE)や、都市(CITY)において集積的に蓄積された文明(CIVILIZATION)が、今日ゆきづまりをみせつつあると感じています。人類や地球の未来を考えてゆくうえで、人間のいとなみをほとんど大地にしるすことなく、もっぱら分散型の文明を構築してきた遊牧世界のあり方がひとつの大きな想像力の源泉になることを願って、本特別展は企画されました。 |