| ID | 1997-03 |
|---|---|
| 展示名 | 異文化へのまなざし ─ 大英博物館コレクションにさぐる |
| 種別 | 特別展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
| 会期 | 1997年09月25日~1998年01月27日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館、産経新聞社、NHK大阪放送局、NHKサービスセンター 【特別協力】大英博物館、世田谷美術館 【後援】外務省、文部省、英国大使館、ブリティッシュ・カウンシル、大阪府、大阪市 【協力】日本万国博覧会記念協会、財団法人千里文化財団、日本通運、興亜火災海上保険、JR西日本 【協賛】NTT関西支社、きんでん、竹中工務店、日本航空、ノーリツ鋼機、松下興産、アサヒビール芸術文化財団 |
| 概要 | アフリカとオセアニア。「奥地」と「楽園」という、対照的なふたつのイメージのもとに語られることの多いこのふたつの地域は、西洋からもっとも遠い「異文化」としてとらえられてきた地域だといえます。もちろん、日本もまた、西洋からみれば「異文化」のひとつにほかなりません。しかしながら、日本はいつのまにか、みずからを西洋になぞらえ、西洋の生みだした「異文化」観をうけついできてしまったように思われます。 大英博物館のコレクションを中心に、民博のコレクション、さらに国内の多数の美術館・博物館のコレクションを組み合わせて作りあげられる今回の特別展は、このような私たちの「異文化」に対する「まなざし」そのものに光をあてます。展示の出発点は、100年前の大英博物館の展示場のうち、アフリカ、オセアニアと日本のギャラリーを再現したコーナーです。さらに、近代を通じて、西洋画、アフリカ、オセアニアが、日本が、たがいにそれぞれをどのようにみつめてきたのか。その「まなざし」の交錯を、それぞれの文化が生みだしたさまざまな造形と歴史的な写真、映像など、多様なメディアのなかにさぐります。それは、大英博物館コレクションの特別展、アフリカ、オセアニアの新たな側面を紹介する特別展であるという以上に、私たち自身についての特別展です。「異文化」と私たちがこれからどのようにつきあっていくのか。ここから、文化を、そして世代を超えた対話が始まるにちがいありません。 |
| 備考 | 開館20周年記念特別展 |