展示情報データベース
ID 1996-02
展示名 シーボルト父子のみた日本
種別 特別展
会場 国立民族学博物館 特別展示館
会期 1996年08月01日~1996年11月19日
名義 【主催】国立民族学博物館、ドイツ-日本研究所、読売新聞大阪本社
【後援】外務省、国際交流基金、オランダ王国大使館、ドイツ連邦共和国大使館、オーストリア共和国大使館、大阪府医師会、読売テレビ
【特別協力】東京都江戸東京博物館、林原美術館
【協力】ライデン国立民族学博物館、ミュンヘン国立民族学博物館、オーストリア国立工芸美術館、ウィーン国立民族学博物館、JR西日本、
財団法人千里文化財団、日本万国博覧会記念協会
【特別協賛】同和火災海上保険
【協賛】関西電力、武田薬品、日本生命、全日空
概要 長崎出島のオランダ商館付き医師として1823年に来日したフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは、今から200年前にドイツのヴュルツブルクに生まれました。6年半にわたる日本滞在中、鳴滝塾で日本人門弟たちに医学などヨーロッパ最新の学問を教え、日本研究に必要な動植物標本や美術工芸品、地理・産業・生活資料を幅広く収集しました。幕府が国外持ち出しを禁じていた日本地図などを所持していたことが発見されて国外追放されましたが、開国後は長男アレクサンダーとともに約30年ぶりに再来日し、幕府の外交政策に寄与しました。アレクサンダーは父の帰国後も長く日本にとどまり、明治時代に来日した弟ハインリッヒとともに、条約改正など日本の外交に尽力しました。ハインリッヒも多くの日本資料を収集しました。シーボルト父子は、ぼう大な日本資料を公開、数々の著作物を出版してヨーロッパにおける日本研究の興隆に尽くしました。この展覧会は、ヨーロッパを日本に、日本をヨーロッパに紹介して日欧文化交流に大きな足跡を残した父子の業績をたどりながら、コレクションを通じて父子の見た日本の姿を再現します。