標本番号 | H0254000 |
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標本名 | バッジ(毛沢東) |
収集者 | 韓敏 |
収集地 | 瀋陽市 |
収集状況 | 骨董品店 |
用途・使用方法 | |
使用者 | |
制作地 | 中国 |
制作者 | |
制作年代 | 1968年4月23日 |
製作法・材料 | アルミニウム |
収集年度 | 2008 |
表面文字 | 一切想着毛主席 一切服従毛主席 一切緊跟毛主席 一切為着毛主席 毛主席万歳 |
表面文字の説明 | 解放軍幹部の門合(1937-1967)が日記に綴った言葉である。門合は、1967年27人の命を救うために自分の命を落としたため、英雄とされている。亡くなった後、彼の日記の中には、「一切想着毛主席,一切緊跟毛主席,一切服従毛主席,一切為了毛主席」の言葉が書かれていることが発見された。のちにこの言葉は、公開され、はやり言葉とスローガンとして、全国で知られるようになった。 毛沢東万歳は当時はやっていたスローガンである。 |
表面文様 | 毛沢東の肖像 太陽の光 |
表面文様の説明 | 太陽は、毛沢東が人民の指導者であることを意味する。 |
裏面文字 | 毛主席万歳 向門合同志学習 1968.4.23 |
裏面文字の説明 | 毛沢東万歳は当時はやっていたスローガンである。 門合は、青海省軍区ある部署二営の副教導員である。1967年9月5日彼は降雹対策用のロケット作成の現場で巴倉農場の労働者に作成の注意事項を説明した。ロケットが設置されたときに爆発物が偶然に爆発したので、門合は、現場にいた27人の仲間を守るために、自分の体でその爆発物に覆いかかって、命を落とした。 1968年4月23日、中国共産党中央委員会、中央軍事委員会、および中央文革小組は、「無限忠于毛主席革命路線的好同志」という称号を与えた。また、「門合同志に学ぼう」というよう号令も出した。 |
裏面文様 | |
裏面文様の説明 | |
参考文献 | Schrift Melissa 2001 Biography of a Chairman Mao Badge: The Creation and Mass Consumption of a Personality Cult.New Brunswick, NJ: Rutgers University Press. Wang, Helen 2008 Chairman Mao Badges: Symbols and Slogans of the Cultural Revolution. British Museum Research Publication No.169. British Museum Press. 韓敏 2014「毛沢東バッジの語りと活用」武内房司、塚田誠之編『中国の民族文化資源―南部地域の分析から』 pp.25-62 東京:風響社。 宋一凡 1993『毛沢東像章珍品集』成都:四川人民出版社。 |
その他 | |
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