近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この日の物語と挿絵とは無関係。甲州の一村落、東京から訪れている若い紳士が、懐に手を差し入れてものをとりだすポーズ。帽子のバンドなどけっこうしゃれ気のあるらしい若紳士の、服の不恰好さが目につく。モーニングと思われるスーツの上着が羽織か半纏のようで、ズボンは袋状、まさにダンブクロという悪口に似合っている。一般に初期の洋服は、女性服がウエストの狭窄に必要以上に神経質だった半面、男性服のフィットネスについてはごく無神経だった。当時の肖像写真などでも、ゆるみ皺だらけのジャケットを着て胸を張っている紳士が多い。(大丸 弘)
ID No. N97-005
出典資料 万朝報
発行年月日 1897(明治30)年10月5日号 1面
小説のタイトル 男の名(19):大地震
作者 松居松葉(松居松翁)(1870-1933)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Wzo:[草履;草鞋]
Jkd:[子どもたちの暮らしと遊び]
時代区分・年代 19世紀終わり;1897(明治30)年
国名 日本
特定地域 甲州
キーワード 男性洋装;着流し;ぞうり
男女別 男性;男児;女児
体の部分 全身