近代日本の身装文化(身装画像)
説明 なじみの芸者を強いて海水浴に連れ出したものの、女は初めての経験で尻込みしている。新聞のこの日の紙面の一部には、三重県二見浦の海水浴場の宣伝が載っている(出典キャプション)。女の着ているのは上はふだんの肌つきの襦袢風のもの、下はギャザーのあるスカートのように見えるもので、それ以上のことは判らない。短い襦袢の前は打ち合わせで、裾にはレースのトリミングらしいものが見えるから、海水着用のものではないだろう。頭は潰し島田。女性が肌着に縁飾りとして安物のレースをつけることはこの時期にははじまっていて、はじめのうちはおそらく勧業館や洋品屋で売っている出来合服から。その時代の女性の眼にそれが、どんなに女らしく優しい、かつハイカラなものと見えたことだろう。(大丸 弘)
ID No. N93-006
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1895(明治28)年5月10日号 3面
画家・撮影者 二代目歌川貞広(三谷貞広)(1838-1908)
タイトル
小説のタイトル 優兵士(27)
作者 須藤南翠(南翠外史)(坎坷山人)(彩幻道人)(1858-1920)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K60:[海岸]
Jsu:[水浴;水泳;水辺の遊び]
D2sim:[島田;高島田]
Vyu:[ゆかた]
時代区分・年代 19世紀終わり;1895(明治28)年
特定通称名
国名 日本
特定地域
キーワード 海水浴;肌着;スカート;潰し島田;つぶし島田;シャツ;縞のパンツ;浴衣
男女別 男性;女性
体の部分 全身
関連情報
著作権情報
備考 伊勢国二見浦海水浴