近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この場面は裁判ではなく、東京両国警察署における、警部による取り調べであるらしい。まるで町奉行所のお白州そのままだが、文中にも「まず佐一郎を白州に呼び入れ(……)」とあるので、実際にそう呼んでいたようだ。この時代、官庁、学校、ホテル、病院のような場所では、仮に洋風建築でなくても、机、椅子を備えた立式のマナーが成り立っていたはずだが、ときには椅子の絶対数が少ないために、座り慣れている当時の人は、床に座り込むような場合があったと思われる。この警察での「お白州」の場合は、すべてが被疑者というわけではないのだが、取り調べられる側については最初から椅子の用意がなかったのだろうか。(大丸 弘)
ID No. N84-003
出典資料 絵入朝野新聞
発行年月日 1884(明治17)年8月10日号 3面
小説のタイトル 波間の月影(14)
作者 高畠藍泉(三世柳亭種彦)(聴香楼主人)(1838-1885)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G45:[軍事・警察・警備の施設]
H811:[法廷;白洲]
D4ke:[警察官;目明かし]
D1hi:[ひげ]
D2ni:[日本髪一般]
D2ch:[丁髷]
D2ma:[丸髷]
時代区分・年代 19世紀後半;1884(明治17)年
国名 日本
特定地域 東京;両国
キーワード テーブルクロス;椅子;警官制服;髭
男女別 男性;女性
体の部分 全身