近代日本の身装文化(身装画像)
説明 人力を曳いて老いた両親と幼い妹を養っている十六歳の少年の孝行美談。見失ったケットを探しているうちに人力車もなくなってしまい、驚いて行きがかりの巡行巡査に訴えている。少年はまだ前髪だちの半髪(丁髷)。男の髷は、東京ではもうめずらしかった。筒袖のきものに三尺を締め、膝に継ぎの当たった半股引、草鞋ばき。一方、東京の巡査は1874(明治7)年にはこの図のような、フランス式の紺ラシャ製の丸帽、測線の入ったズボンという制服制帽になり、三尺の警棒を持った。ただしこれは地方によっていろいろで、全国的な統一は1896(明治29)年のこと(→年表〈事件〉1896年11月 「5日、巡査服制の改正」東京日日新聞 1896年11月27日4面)。(大丸 弘)
ID No. N78-001
出典資料 東京絵入新聞
発行年月日 1878(明治11)年1月11日号 2面
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D013:[少年(ほぼ中学生の年頃(12~15,16歳))]
D4ke:[警察官;目明かし]
D2ot:[男の髪型]
D2ch:[丁髷]
Vob:[帯]
Vmom:[股引]
Wzo:[草履;草鞋]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
時代区分・年代 19世紀後半;1878(明治11)年
国名 日本
キーワード 半髪;筒袖のきもの;三尺帯;半股引;ぞうり;巡査;制服制帽;警棒;ランタン
男女別 男性;男児
体の部分 全身