近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉裏店住まいをしている母親と十歳くらいの少年。火事の火元の疑いをかけられたため郷里の和歌山に居ることができず、東京に出てきた。母親は針仕事に洗濯、少年は枝豆売りをしているが、着ているものが汚いので買い手がいない。それを見かねた通りがかりの女が、着るものを買えと言って一円札をくれた。その一円札をあいだに置いて嬉し涙に暮れている親子。もちろん一間ぎりの部屋には、畳でなく粗筵(ムシロ)が敷いてある。この時代、雨風を遮るのは出入り口を含めて紙張りの障子。女の背後の竹の桟のはまった小窓は、夜だけつっかえ棒を外して閉める蔀戸(シトミド)。(大丸 弘)
ID No. N74-003
出典資料 都新聞
発行年月日 1895(明治28)年9月15日号 5面
小説のタイトル 探偵実話 法衣屋お熊(2)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D012:[男の子(小学生くらい)]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
時代区分・年代 19世紀後半;1874(明治7)年
国名 日本
キーワード 貧乏;火鉢;前掛け;筵(むしろ);破れ障子
男女別 女性;男児
体の部分 全身;坐臥