近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉夫を亡くし、幼い娘とふたりの所帯を張っている女のもとを訪ねてきた実父が、なにかと意見をしている。頭のだいぶ薄くなった父親は、縞のきものに小紋の羽織のごくふつうの商人風。夫はいないでも眉を落として大丸髷の女は黒襟、縞の半纏の袖先で帯を押さえてなにやら思案顔。女の子はお稚児に結い、根にビラビラの簪(カンザシ)を挿している。ビラビラの前挿しはこのころの女の子ならだれもがほしがるものだった。帯を大人のようにお太鼓に結んでいるので、こましゃくれて見える。(大丸 弘)
ID No. N72-005
出典資料 都新聞
発行年月日 1900(明治33)年5月19日号 1面
画家・撮影者 富岡永洗(藻斎永洗)(1864-1905)
小説のタイトル 吉原心中:新比翼塚(24)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Vhao:[羽織]
Vhat:[半天;どてら]
D2ma:[丸髷]
Vka:[掛襟]
D2ni:[日本髪一般]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 19世紀後半;1872(明治5)年
国名 日本
キーワード 紋付き;大丸髷;黒襟;稚児髷;お太鼓結び;火鉢
男女別 男性;女性;女児
体の部分 全身;坐臥