近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉行方のわからなかった恋人を、偶然銀座の街角で、二人乗りの人力車上に見かけた芸者が、客待ちの辻車を呼び止めて追跡しようという場面。画面が窮屈なため、芸者と男との間隔が近すぎてやや不自然。お座敷帰りの芸者の髪は根が低く髷が後に下がった芸者風。帯は柳で、高下駄を履いている。二人乗り、つまり相乗りの車は客にも車夫にも得だったから、人力車のごくはじめから人気があったようだ。しかし和歌山県のように一部の地方では、なぜかこれを禁じているところもある(→年表〈事件〉1876年11月 「和歌山県では、男女相乗りの人力車を禁ずる」読売新聞 1876年11月13日2面)。(大丸 弘)
ID No. N71-001
出典資料 都新聞
発行年月日 1900(明治33)年6月8日号 3面
画家・撮影者 松本洗耳(1869-1906)
小説のタイトル 実譚 江戸さくら(74)
作者 渡辺黙禅(1870-1945)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K006:[東京の主要道路]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
G790:[人力車]
D4ji:[人力車夫]
時代区分・年代 19世紀後半;1871(明治4)年
国名 日本
特定地域 東京;銀座
キーワード 柳結び;高下駄;シルクハット
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥