近代日本の身装文化(身装画像)
説明 これから出かけようとする若い男女三人の間で、ある女子専門学校の学生の噂が出ている。「洋服なんか着込んでモダーンぶっている」その女性は十五のときにヴァージンを失くしてから三,四人はたしかに相手を変えている、しかし見たところは手出しもできないほどツンと取り澄ましていやがる――などなど。この物語のヒロインはひとりのモダンガール、というよりも、モダンガールそのものかもしれないのだが、そういう若い人々の生きていた街並みがこの日の挿絵。懸賞当選作品なのでいちいちの挿絵の相談は作者とはしにくいはずだから、これはおそらく画家・清水登之のイメージなのだろう。二人の男の向こう、蒲鉾状の屋根は銭湯の入口。袖を翻している和服の女性の横の車は牛乳配達。(大丸 弘)
ID No. N30-003
出典資料 読売新聞
発行年月日 1930(昭和5)年4月30日号 8面
画家・撮影者 清水登之(1887-1945)
小説のタイトル 懸賞当選長編小説 大地にひらく(10):離合(1)
作者 住井すゑ子(住井すゑ)(1902-1997)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K0:[道;道沿いの景観]
G71:[自動車]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
時代区分・年代 20世紀前半;1930(昭和5)年
国名 日本
キーワード 牛乳配達の車;電信柱