近代日本の身装文化(身装画像)
説明 男女の私立探偵が登場する作品。探偵ということばは、最初は刑事巡査のことだったが、そちらの方には刑事ということばが定着する一方、日清戦争(1894年,1895年)あたりから軍事探偵ということばが盛んに使われた。私立探偵ということばが使われるようになったのは、あるいはシャーロック・ホームズものの影響があるかもしれない。『英国探偵奇聞録』が1911(明治44)年、『探偵奇談殺人倶楽部』が1912(大正元)年にすでに翻訳刊行されている。しかし誰でも知っているようになったのはたぶん、江戸川乱歩の明智小五郎探偵の活躍した昭和に入ってからのことだろう。第一作『D坂の殺人事件』は1924(大正13)年。この時代の探偵小説に共通するのは怪奇趣味だった。これは乱歩の作品、ことに長編の特徴だった。異常で、残酷で、おどろおどろしいもの、そんな気分がこのクローズアップの顔にも表れている。(大丸 弘)
ID No. N29-002
出典資料 読売新聞
発行年月日 1929(昭和4)年3月11日号 4面
画家・撮影者 井上猛夫(生没年不詳)
小説のタイトル 河豚クラブ(21):女学校の泥棒(7)
作者 関田一喜(1893-没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2da:[女性断髪]
D2yo:[洋髪;ウエーブ]
D1kes:[化粧;表情;容貌]
時代区分・年代 20世紀前半;1929(昭和4)年
国名 日本
キーワード クローズアップされた顔;西洋風化粧;ウェーブ
男女別 女性
体の部分 頭部;上半身
関連情報 N29-001, N29-002