近代日本の身装文化(身装画像)
説明 1927(昭和2)年のこのころには、ゴルフはもうけっこう日本人になじみの遊びになっていた。家の裏庭でもできるテニスなどとちがって、広い土地の必要なゴルフは、起源についてもわりあいにはっきりした記録がある。日本最初のゴルフ場はやはりイギリス人によって六甲山につくられた。1903(明治36)年のことで、オープンの記念写真も残っている。挨拶に来た兵庫県知事や神戸市長などのお歴々、見物らしい外国婦人や子どもたちも大勢混じっていて、だれがプレーヤーかわからない。クラブを持っている人を頼りにそれらしい人を捜してみても、どうやら多くの人はスーツの上着を脱いだくらいでプレーしたらしい。そのなかにかろうじて二,三人のズボンが、膝の膨らんだニッカーズのようにも見える。この挿絵では少年でさえ、生意気にも腰の辺りのたっぷりしたニッカーズ――ゴルフズボンを穿いている。思えば1903年からすでに四半世紀経っているのだ。(大丸 弘)
ID No. N27-005
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1927(昭和2)年9月25日号 5面
画家・撮影者 和田英作(1874-1959)
小説のタイトル うるさき人々(47):ゴルフ・リンクス(2)
作者 杉村楚人冠(1872-1945)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jsp:[スポーツ・運動・体育をする人々]
Pni:[ニッカーズ]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
時代区分・年代 20世紀前半;1927(昭和2)年
国名 日本
キーワード ゴルフ;ニッカーボッカーズ;男児洋装
男女別 男性;女性;男児
体の部分 全身