近代日本の身装文化(身装画像)
説明 若い女がそのセックスアピールだけで、地位も金もある分別盛りの紳士を籠絡する、という図式は、その女が芸者や廓(クルワ)の女であれば今さらのことではない。けれどもまるで女学生と見紛うような、自分の娘となんの変わりもない、銀座のペーブを颯爽と歩いている若い女にまとわりつかれるというのは、女道楽をしぬいてきた初老の男にとっても、新鮮な現代の感覚だった。銀座のペーブや日比谷公園、できたばかりの丸ビルや帝国ホテルの周辺を一日何時間かは歩く女、その中には一種のプロというべき女性はいるが、そうでないお嬢さんも少なくない。彼女らは要するに東京の女なのだ。彼女らを特色づけているのはただその念入りな西洋人風の化粧と、奔放で、大胆で、冷酷なパッションだった。(大丸 弘)
ID No. N24-004
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1924(大正13)年5月16日号 5面
画家・撮影者 幡恒春(1883-1944)
タイトル
小説のタイトル 魔笛(134):魔女の群(4)
作者 吉井勇(1886-1960)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D1kes:[化粧;表情;容貌]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D1hi:[ひげ]
Wme:[眼鏡]
時代区分・年代 20世紀前半;1924(大正13)年
特定通称名
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 西洋風化粧;口髭
男女別 男性;女性
体の部分 頭部
関連情報
著作権情報
備考