近代日本の身装文化(身装画像)
説明 海岸をそぞろ歩くふたりの若い女性。お揃いの藍味がかった中形浴衣を着、下駄ばき。被っているのは、雪国の海水帽と、あまり聞き慣れない説明。たぶん関東以北の海岸で、雪帽子を利用した、こういうかたちの海浜帽が用いられていたのだろう。雪帽子は文字どおり雪避けに被る帽子だが、寒さ避けも兼ねて顔を包むように大きなブリムをもっている。炎天下の作業にも男女ともに使われて、土地ごとに名称もさまざま。この女性の被っているのはもちろん高価な商品のはずだから、麦藁の中でも高級品の、柔らかいタスカン帽か。(大丸 弘)
ID No. N22-002
出典資料 朝日新聞
発行年月日 1922(大正11)年1月17日号 7面
画家・撮影者 森田ひさし(森田久)(生没年不詳)
小説のタイトル 懸賞小説一等当選 新らしき生へ(17):調の主(2)
作者 井手訶六(1898-1928)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Vyu:[ゆかた]
時代区分・年代 20世紀前半;1922(大正11)年
国名 日本
キーワード 雪国の海水帽;雪帽子;中形の浴衣
男女別 女性
体の部分 上半身