近代日本の身装文化(身装画像)
説明 血脈もの。この日の本文は、ある結婚のいきさつを根掘り葉掘り探ろうとする、意味ありげな会話で終わっている。挿絵の少女はそのことと重要な関わりをもつ存在。しかしここでは、少女のすがすがしいあどけなさだけが強調されている。少女の周囲を、目には見えない暗い血脈が渦を巻いているのだが、それがまた、摘んできた撫子の花を手にもつ、少女のあどけなさを際だたせているように感じられる。改良服風の、石畳模様の筒袖を着て、派手なたぶんメリンスの帯を締めた少女は、西洋風の大きなエプロンをしている。たっぷりした髪の毛をオカッパにして、唱歌をうたいながら歩いている。(大丸 弘)
ID No. N06-006
出典資料 報知新聞
発行年月日 1906(明治39)年5月31日号 6面
小説のタイトル 松風村雨(まつかぜむらさめ)(22)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D002:[女の子(小学生くらい)]
D6ka:[改良服;折衷服]
Vob:[帯]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
時代区分・年代 20世紀初め;1906(明治39)年
国名 日本
キーワード おかっぱ;オカッパ;改良服風;兵児帯;エプロン
男女別 女児
体の部分 全身