近代日本の身装文化(身装画像)
説明 放蕩者の小商人と芸者の心中物語。家族も捨てて家を出た商人が茅場町あたりに小さな家を借りて、茶道具の商売をはじめた。当時この種の商売屋といえば、構えの大小には関わらず、暖簾をくぐって入ると土間があって、上がったところの床に商売ものが並べてあり、上がり口には手あぶり火鉢や大きめの煙草盆が置いてあって、客はたいてい上がり框に腰をかけて一服しながら品定めする。その腰掛けている女は芸者島田を結い、黒襟のかかった小紋柄のきものの上に、やはり小紋柄の羽織。きものの柄はすこし奇妙で、これは画家の遊びだろう。小僧は縞のきものに角帯、前垂れ掛けでこれはふつうだが、丸首風の下着の見えているのはめずらしい。(大丸 弘)
ID No. N05-004
出典資料 都新聞
発行年月日 1905(明治38)年4月25日号 3面
小説のタイトル 歌吉心中(119)
作者 橋本埋木庵(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2sim:[島田;高島田]
Vka:[掛襟]
Vhao:[羽織]
Pu0:[アンダーウエア]
時代区分・年代 20世紀初め;1905(明治38)年
国名 日本
特定地域 東京;茅場町
キーワード 茶道具の店;上り框(あがりかまち);煙草盆;芸者島田;黒襟;小紋のきもの;小紋の羽織;小僧;前垂れ;竪縞のきもの;丸首風の下着
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥