近代日本の身装文化(身装画像)
説明 コートを着てお高祖(コソ)頭巾に頭をくるんだ女性。文中には渋蛇の目を差しているとあるが挿絵では省略。この女性は肩から上がひどく長く描かれていて、その奇異感で全体が壊されている。ふつう人物は頭部から描きはじめるが、最初に全体のあたりをつけるのを怠って、お高祖頭巾ばかりを念入りに描いてしまったものだろう。お高祖頭巾は明治の記憶とむすびついた特色ある被りものだが、この時代が終末期かもしれない。少年の方は羅紗のフード付き外套。ここではフードのことを角頭巾と呼んでいる。(大丸 弘)
ID No. N03-006
出典資料 国民新聞
発行年月日 1903(明治36)年11月11日号 4面
小説のタイトル 海底の宝庫(46):渋蛇の目
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wzu:[頭巾;覆面]
Vko:[コート(女性和装外套)]
D013:[少年(ほぼ中学生の年頃(12~15,16歳))]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年
国名 日本
キーワード 御高祖頭巾;おこそ頭巾;フード付き外套;角頭巾
男女別 女性;男児
体の部分 全身