近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この時期の[朝日新聞]の連載は短期の中編が多い。そのために読者を惹きつけるための目先の工夫に苦労したらしく、こうした非現実的な、一種の女護が島物語も、低俗な興味本位の路線から提供されたものだろう。このあとには『男喰い』『三人聟』などといった同じようなねらいの作品が続く。ここに描かれているのはヒロインの美女。「京御召大名縞の上着、同じ小紋の下着、藤色紋羽二重の被布、髪は高島田に結わせて、総体派手な若仕出し」という衣裳付け。この日は元日の紙面、ということも作者、絵師の頭にあって、美しい大首絵のサービスだったかとも思える。画家・右田年英、彫工・山本鼎、などの年始の挨拶もちりばめられている。(大丸 弘)
ID No. N02-001
出典資料 朝日新聞
発行年月日 1902(明治35)年1月1日号 15面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 男禁制(13)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhi:[被布]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード 高島田;小襟;房飾り;肘(ひじ)を突く
男女別 女性
体の部分 上半身