近代日本の身装文化(身装画像)
説明 貧しい下っ端役人とその美しい妻。父親が病床にあるため、妻の内職でなんとか補いをつけている生活で、理由もなく解雇になった。途方に暮れていたとき、偶然会った旧友の世話で新しい仕事口を得たばかりか、大したご馳走になってご機嫌で帰宅、というのが第5回。台所が唯一の入口という裏長屋ではないらしく、玄関は格子戸になっている。身を屈めなければ入れないくらい戸が低いのは昔からの風習で、用心のためともいう。妻がまるで半天でも着ているようにきものをゆるく着ているのは、この時代の下町風。髪は一種の束髪のようだが、櫛巻きともいえるだろう。(大丸 弘)
ID No. HC98-005
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1898(明治31)年11月15日号 5面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 霜だゝみ(3)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
Vka:[掛襟]
Esa:[裁縫;裁縫実習;裁縫用具;ミシン]
D4by:[病人;けが人;障害のある人]
Jhu:[ふとん・ベッドに横たわる;寝道具]
時代区分・年代 19世紀終わり;1898(明治31)年
国名 日本
キーワード 櫛巻;竪縞のきもの;黒襟;机;刺繍;糸巻;薬瓶;飲み薬;敷き布団;掛け布団;黒ビロードの布団襟カバー
男女別 男性;女性
体の部分 頭部;全身;坐臥
関連情報 HC98-005, HC98-006