近代日本の身装文化(身装画像)
説明 年始回りから帰った画家の父親に描き初めの一枚を見せて、手酷い叱責を受けている息子。手をついて首を垂れている息子は黒紋付に袴を穿き白足袋。襖を隔てた隣部屋には、華やかに着飾った遊び友だちの娘たちがいままでいたのだが、父親はそれも気に入らないらしい。父親の着ているのは回礼のときのままの被布。襟元に小襟と総角飾りがあるので被布であることがわかる。被布は女性の着ることが多い上っ張りで、外でも家の中でも用いられた点、羽織と同様だが、男性が着ているのはめずらしく、画家という職業のためだろう。(大丸 弘)
ID No. HC89-001
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1889(明治22)年1月8日号 2面
小説のタイトル 筆はじめ(4)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
D016:[中年~初老の男性]
Vhi:[被布]
D802:[脅し・怒り・叱責・威圧・威厳の表現]
D014:[若い男(20歳前後~30歳前後)]
Vham:[袴(男性)]
Vta:[足袋]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 19世紀後半;1889(明治22)年
国名 日本
キーワード 画家;小襟;格子のきもの;黒紋付き;竪縞の袴;白足袋;絵画道具;筆;刷毛;座布団;茶箪笥(ちゃだんす);襖(ふすま)
男女別 男性
体の部分 全身;坐臥