近代日本の身装文化(身装画像)
説明 庄屋の家柄の一人娘。婿をとって男の子が生まれたのはよかったが、その婿が賭博狂いで、挙げ句の果てに賭場の間違いから人を手にかけた。第12回は結婚後まだ間のないころ、人に教えられてはじめて賭場の様子を透き見した妻。新妻の初々しい大丸髷。第31回,第35回,第77回,第81回は乳飲み子が三歳ほどに育つまでの苦しみの日々。生活に追われ髪は束髪に変わっている。束髪は自分の手で容易に結うことができる代わりに、出来不出来の差も大きく、日によって形はちがう。しかし一般にこのころの束髪は前髪を上に高く盛り上げ、その後ろの髷もうずたかい。第31回の母親の髪は茶筅(チャセン)。まだ四十代半ばの女としてはずいぶん髪が薄い。帯は引っかけらしい。(大丸 弘)
ID No. HC04-030
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年12月5日号 4面
小説のタイトル 弓矢神(77)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 竪縞のきもの;お太鼓結び;袖口で涙をぬぐう;横顔;側面
男女別 女性
体の部分 全身
関連情報 HC04-027, HC04-028, HC04-029, HC04-030, HC04-031