近代日本の身装文化(身装画像)
説明 夏座敷の縁端で、仲のよい娘ふたりが語り合っている。壁の部分の少ない日本家屋が夏の暮らしにより適している、というのは、端居などと呼んでいるこうした情景でよく理解される。立ててある戸は簀戸(スド)、あるいは葦障子(ヨシショウジ)と呼ぶ、通風のよい夏季用の引き戸。ふたりは同じ年頃で、身分も似たようなものだが、左の娘は島田髷、廊下に腰かけている娘は上げ巻の縦型束髪。大勢からいえば、この時代はまだ従来どおりの日本髪がふつうだった。この娘が足に引っかけているのは庭下駄。(大丸 弘)
ID No. HC04-002
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年1月17日号 7面
小説のタイトル 新作 相思怨(そうしえん)(15)
作者 草村北星(1879-1950)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G043:[縁先;縁端]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
Wge:[下駄;クロッグ]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 夏座敷;縁側;簀戸(すど);簾戸(すど);葦戸(よしど);上げ巻;お太鼓結び;うちわ;庭下駄
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥