近代日本の身装文化(身装画像)
説明 男を裏切っていまの夫と結婚した女、その兄でかつては男の親友であり庇護者だった紳士、その男は愛する人を失って、いまは社会事業に身を投じている。男は紺絣の単衣の下にワイシャツを着ていて、アンダウエアのシャツとホワイトシャツの区別がなかった時期の名残り、こういう着方は1910年代にはほとんどなくなる。紳士の背広にとくに変わった点はないが、ふだんでも背広にはスタンドカラーであるのがふつうで、カラーだけを取り外して二,三日に一度洗濯する程度だった。女の髪は庇髪の生まれる時期で全体を大きく膨らまし、とりわけ前髪も髷も上に高く高くと心がける傾向があった。(大丸 弘)
ID No. HC03-016
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1904(明治37)年1月22日号 8面
小説のタイトル 新生涯(26)(6(4)):思ひ思ひ
作者 田口掬汀(1875-1943)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D014:[若い男(20歳前後~30歳前後)]
Qkas:[絣]
D1hi:[ひげ]
Psu:[スーツと附属品]
D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 飛白のきもの;シャツ;ワイシャツ;ホワイトシャツ;八字髭;背広;立ち襟;スタンドカラー;ズボン;ポケットに手を突っ込む
男女別 男性;女性
体の部分 全身