近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ややこしい殺人事件の絡むストーリーだが、この場面は仲のよい友人であるどちらも二十歳前の娘が、夏の宵を語り過ごしている場面。梨の皮を剥いてもてなしている娘の髪は銀杏返し。お太鼓結びの帯の垂れが長いのは、ひとつには女性がいまよりずっと小柄だったためもあり、またお太鼓以外の、帯を垂らす結びようを見慣れていたせいでもあろう。向かいあっている客の娘の額の生え際が三角になっているのは、富士額に剃り込みを入れているため。(大丸 弘)
ID No. HC03-011
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1903(明治36)年9月8日号 4面
小説のタイトル うつ蝉(39)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2ic:[銀杏返し]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vob:[帯]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年
国名 日本
キーワード 富士額;竪縞のきもの;お太鼓結び;素足;果物籠;果物ナイフ;梨を剥く;急須;湯呑み茶碗;簀戸(すど);簾戸(すど);葦戸(よしど)
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥