近代日本の身装文化(身装画像)
説明 物語が終わりに近づいた回は話が込み入っているので、ここではすでに夫とする人の決まっている娘本位に観察。娘はもちろん高島田でそれもずいぶん高く結い上げている。山の手のお姫様風で、これだけ大きな髷は下手な髪結の手にかかると、コロリと曲がってしまうようなこともあったという。また後ろから見た帯もまるで座布団でも背負っているように大きい。これは結び様にもよるが、当時の女性がいまの人と比べて非常に小柄だったためもある。娘は家にいるのに白襟紋付の裾模様のきものを着ている。あるいは外出の前とも考えられるが、大家のお嬢様はそうしたものだったのだろうか。(大丸 弘)
ID No. HC01-020
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1901(明治34)年10月30日号 7面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル むきみ屋御殿(64)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Qkas:[絣]
Pu0:[アンダーウエア]
Wka:[鞄]
時代区分・年代 20世紀初め;1901(明治34)年
国名 日本
キーワード お嬢様;高島田;白襟紋付き;お太鼓結び;裾模様;飛白のきもの;メリヤスシャツ;シャツの袖口;腕まくり;背面;後ろ姿;襖(ふすま)
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 HC01-019, HC01-020