近代日本の身装文化(身装画像)
説明 写真館の店先は、この時代、役者のブロマイドでも見るような興味の、通りすがりの見物人が多かったらしい。写真ということばが定着する以前は、写し絵という言い方もあったようだ。手前に母親といる束髪の娘を、左側の唐人髷の下町娘たちが、「御覧なねえ束髪でほんとうに生意気だアね、あれがネちっとばかり学校で勉強して本が読めるもんだから厭にツンツンしているよ、オヤあれが桜木さんのお嬢さん、あんな犬の糞のような髷は厭だねエ(……)」とくさしている。束髪娘の父親は高等官。(大丸 弘)
ID No. H01-156
出典資料 改進新聞
発行年月日 1886(明治19)年7月17日号 2面
画家・撮影者 二代目歌川芳宗(一松斎芳宗)(新井芳宗)(1863-1941)
小説のタイトル 東京娘風俗(1):語(はなし)あふ思想の写真(1)
作者 彩霞園柳香(柳香散史)(東洋太郎)(1857-1902)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G01:[店舗 ex.店構え全景,出入りする客,従業員]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2ni:[日本髪一般]
D2ma:[丸髷]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
Wkas:[傘]
時代区分・年代 19世紀後半;1886(明治19)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 写真館;ブロマイド;写し絵;唐人髷;洋傘;蝙蝠傘;こうもり傘
男女別 男性;女性
体の部分 全身;群像