| 説明 | 東京の女学校を出た地方の豪農の総領娘は、自分の意に添わぬ縁談を嫌って、近隣に住む尊敬する言論人のもとに身を投じようと、雨の夜の家出。「雨のそぼ降るに蛙の声のかしましきに紛れ(・・・・・・)傘深く姿を覆うて友禅染の蹴出し優に床しく高足駄に露を砕きて―」とあって、それほどの吹降りではないようだが、挿絵では、雨風の中を歩く女性を描く場合、袂や裾を思いきってひるがえさせて描くのが、近世錦絵以来のこの種の画題の常道だった。(大丸 弘) |
|---|---|
| ID No. | H01-038 |
| 出典資料 | 東京朝日新聞 |
| 発行年月日 | 1890(明治23)年5月8日号 2面 |
| 画家・撮影者 | 右田年英(梧斎年英)(1863-1925) |
| 小説のタイトル | 五月鏡(12):不見恋 |
| 作者 | 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | Jki:[気象条件(雨,雪,強風,強い陽射しなど)] Wkas:[傘] Wge:[下駄;クロッグ] D3su:[裾;褄;端折り;からげ] |
| 時代区分・年代 | 19世紀後半;1890(明治23)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 横殴りの雨;傘をすぼめて差す;傘を斜めに差す;高下駄;爪革;裾がまくれ上がる |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 全身 |