近代日本の身装文化(身装画像)
説明 主人公の着換えの世話をする小間使。立ち腰の小間使の捧げ持っているのは兵児帯。小間使でも妻でも、これから着るきものを肩に羽織かけることと、帯を手渡すこと、そして脱ぎ捨てたものをきちんと畳むことが介助者の主な役目になる。きものを着る上でいちばん大事なのは前褄を合わせることだろうが、これは着るひと自身でないと具合がよくわからない。花嫁衣裳や踊り装束など、人に着せて貰ったものがどうしてもそう見えるというのも、どこか躰についていないところがあるからだ、と指摘する人がある。それでも妻や介助者が後ろへ回って、襟元の具合などをちょっと直してやったりする。髪油と湯化粧の匂いが漂って、日本の夫婦では機会の少ないスキンシップの機会にもなる。その相手が小間使でも。(大丸 弘)
ID No. H01-001
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1909(明治42)年7月27日号 4面
画家・撮影者 山本英春(生没年不詳)
小説のタイトル 仕合者(しあわせもの)(5)(1(5))
作者 田口掬汀(1875-1943)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ge:[下女;下男;召使い]
D2sim:[島田;高島田]
Qkas:[絣]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vob:[帯]
Vta:[足袋]
時代区分・年代 20世紀初め;1909(明治42)年
国名 日本
キーワード 着替え;小間使い;飛白のきもの;お太鼓結び;帯揚げ;兵児帯
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥