近代日本の身装文化(身装画像)
説明 突っ伏して嘆く女性。畳生活の時代は、とりわけ嘆きの表現に畳が利用されている。内気な嘆きの表現では片手を畳に突くだけ。それから何段階かあって、このように両手を投げ出し、腹部まで畳につけるのはいちばん大仰なしかた。けれどもこれだと駄々っ子じみた印象になる。多く見るのは、膝を揃えて突き、お尻を上げて、突っ伏すかたちだ。またこの姿では、束髪がよく見てとれる。前髪から鬢(ビン=横髪)にかけて大きく膨らんでいること、髱(タボ=後ろ髪)がかなり伸びていること、などから、廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)の時代のごく初め、まだ花月巻や二百三高地の名残の濃い時代、といえるだろう。(大丸 弘)
ID No. G01-018
出典資料 都新聞
発行年月日 1906(明治39)年5月30日号 1面
小説のタイトル 前代未聞 かくれ簑(101):晴れやかな微笑
作者 △△生
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀初め;1906(明治39)年
国名 日本
キーワード リボン;お太鼓結び;突っ伏す;号泣する
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;横臥