近代日本の身装文化(身装画像)
説明 竹久夢二の描いた耳隠しの奥様。耳隠しには片耳隠しと両耳隠しがあって、片耳隠しの方がこのスタイルの強い個性を感じさせた。流行も爆発的だったが、反感も強く、婦人雑誌には耳隠し亡国論めいた文章まで現れた。従来の日本女性の髪は、日本髪にしろ束髪にしろ「上げる」タイプだった。髪を下げて結うのは洋髪系のスタイルが最初だった。けれども、たいていの洋髪は、前の髪を耳の上から後ろへ持ってゆき、耳に被せる、というこの単純な方法がそんなにユニークとは、不思議なくらい。片耳隠しのモダンさの陰には、確かに、女性の浮気っぽさのような感じがあるのはなぜだろう。(大丸 弘)
ID No. E23-018
出典資料 読売新聞
発行年月日 1925(大正14)年10月31日号 4面
画家・撮影者 竹久夢二(1884-1934)
小説のタイトル 審判(12):好意(2)
作者 加藤武雄(1888-1956)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D2mi:[耳隠し]
時代区分・年代 20世紀前半;1925(大正14)年
国名 日本
キーワード 横顔
男女別 女性
体の部分 上半身
関連情報 B02-058, E23-018