近代日本の身装文化(身装画像)
説明 「行く春の柔らかい風がインバネスの袖を吹いて(……)」という青葉若葉の頃、第18回では、電車の近くにも同じく二重外套を着た年配者の後ろ姿がある。第19回では、脱いで手に持っている男を入れて、上野へ展覧会見物に来た三人の男のすべてが二重外套。1910,1920年代は、二重外套の一枚を持たない人はめずらしいほど、冬場の盛り場の人混みは二重外套の人で溢れた。二重外套は和服の上でも洋服の上でも用いられたが、やはりどてらのほかに適当な防寒衣服のないきものにとっての方が必需品だったので、男性がきものを着なくなるのと比例して、二重外套を着る人が少なくなった。(大丸 弘)
ID No. E17-051
出典資料 横浜貿易新報
発行年月日 1912(明治45)年2月7日号 8面
画家・撮影者 須藤宗方(生没年不詳)
小説のタイトル 梅花日記(18):渋谷御殿(2)
作者 柳川春葉(1877-1918)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Vwa:[男性和装外套]
G70:[電車;汽車]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
特定地域 東京;上野
キーワード 後ろ姿;中折帽子;中折れ帽子;鳥打帽子;鳥打ち帽子;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント]
男女別 男性
体の部分 全身;上半身
関連情報 E17-051, E17-052