近代日本の身装文化(身装画像)
説明 女役者の一座が興行に行き詰まり、元芸者だった看板役者がふたたびお座敷に戻って稼がねばならないといった相談の最中、金繰りに歩き回っていた男が立ち戻る。「元気のない顔で入ってきたのは、トンビにくるまって手鞄を持った、旅装のままの高助であった」。鳶(トンビ)、二重廻し、インバネスなどとも呼ばれた二重外套の多くは、和服の上でも洋服の上でも着ることのできる重宝もの。中折帽を被って髯を生やした男が二重外套を羽織っていれば、まずたいていの場所では紳士として扱われた。(大丸 弘)
ID No. E17-048
出典資料 日出新聞
発行年月日 1912(大正元)年10月13日号 4面
画家・撮影者 谷口清香(生没年不詳)
小説のタイトル 垣一重(61)
作者 平山蘆江(1882-1953)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Vwa:[男性和装外套]
D1hi:[ひげ]
D2ni:[日本髪一般]
Vka:[掛襟]
Vhan:[半襟]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(大正元)年
国名 日本
キーワード 中折帽子;中折れ帽子;八字髭;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];黒襟
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身