近代日本の身装文化(身装画像)
説明 福島駅のホームでの見送り。父親の急逝のためもあり、中学の学業をあと半年余して、東京の伯父のもとに旅立つ兄とその二,三歳下の妹。妹の姿はここにはなく、右端に半身の見えるのは老婢だろう。その隣の、送られる主人公のみなりについては、「飛白の着物に小倉袴を着けた」とあるだけ。この時代の中学生と言えば、学生服以外、十人中おそらく七,八人迄はこの恰好で、それは見送りの青年を見てもわかる。主人公はこのほか対(ツイ)の(同じ色柄の) 羽織を着、五分刈り頭に学生帽、足には紺足袋に朴歯の下駄、というのが定番。また左端の青年のように、Yシャツのカラーとカフスがきものの襟元袖口から覗いている、というのもよく見る例。(大丸 弘)
ID No. E17-042
出典資料 名古屋新聞
発行年月日 1912(大正元)年10月15日号 7面
画家・撮影者 小寺柳村(生没年不詳)
小説のタイトル 母の密秘(1)
作者 河原紅雨(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G3:[駅舎;空港]
Jmi:[見送り;出迎え]
D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
Vhao:[羽織]
Vham:[袴(男性)]
Qkas:[絣]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(大正元)年
国名 日本
特定地域 福島
キーワード 駅のホーム;黒紋付き羽織;小倉の袴;飛白のきもの;ワイシャツ;ホワイトシャツ;学生帽
男女別 男性
体の部分 全身