近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この物語の主人公である女形役者の演じる令嬢。世話狂言だから当代のお嬢様となにもちがうところはない。この挿絵は飛ぶ様に売れた絵はがきということになっている。廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)の束髪の髷はごく小さくなった。この巻き様の新しい工夫ということで、何何巻という名前が新聞や雑誌には紹介されてはいるが、その髷の下の大きなリボンの方が、娘たちにはもっと大きな関心と愛情の対象だったろう。黒の縮緬紋附裾模様の盛装で、帯は厚板丸帯の竪矢、そんな盛装でもすでに時代は、リボンの目立つ束髪や、襟の金鎖というファッションを容認している。(大丸 弘)
ID No. E17-029
出典資料 朝刊中央新聞
発行年月日 1912(明治45)年3月28日号 4面
画家・撮影者 八幡白帆(1893-1957)
小説のタイトル 鏡と剣(109)
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4en:[エンターテイナー;芸人]
D5is:[異性装]
D7re:[令嬢モデル]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vob:[帯]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
キーワード 女形役者の演じる令嬢;庇髪;髷;リボン;黒紋付き;厚板丸帯;竪矢の字;立て矢結び
男女別 女性
体の部分 全身