| 説明 | この日の本文中では、会話の中にチラリと出てきただけの、横丁の裁縫の師匠の娘。小料理屋の亭主の話では、その暮らしぶりはあまりよくない。「何にしてもあの評判娘の操子さんを、美土代町辺の出版所の女工に出したくらい」と。女が家の外に働きに出ることはめずらしく、とりわけ女工というと眉をひそめられた時代。まだ肩揚げのあるこの娘はまだ十五,六か。この挿絵では派手な柄の晴着を着ているが、こういう派手な柄物で値段の安いのは、この時代、たいていはモスリン友禅。髪は少女好みの唐人髷と思われ、花簪(カンザシ)を挿している。(大丸 弘) |
|---|---|
| ID No. | E17-007 |
| 出典資料 | 下野新聞 |
| 発行年月日 | 1912(明治45)年3月3日号 1面 |
| 画家・撮影者 | 名和永年(生没年不詳) |
| 小説のタイトル | 密航婦(1) |
| 作者 | 逸名氏 |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)] D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))] D2ni:[日本髪一般] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] Vkat:[肩揚げ] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1912(明治45)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 評判娘;唐人髷;花簪;モスリン友禅 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 上半身 |