近代日本の身装文化(身装画像)
説明 四十前の銀行役員とその妻、すこし熱があるというので、幼い子は乳母に任せて夫婦連れで浅草へ遊びに出る。三の酉の日でうすら寒い風の夜。大勝館の梅坊主のかっぽれや活動写真。男は二重外套の襟元に耳まで襟巻を巻いて中折帽子。二重外套は和服でも洋服でも着られるがこの夜は和服だろう。女はおそらく縞御召のコートに小形のショール。ショールは先の尖った、周囲にフリンジ付きのもの、この時代洋品店などで、舶来をふくめて盛んにいまの流行を宣伝していた。髪は髷のかなり大きな丸髷。(大丸 弘)
ID No. E16-013
出典資料 横浜貿易新報
発行年月日 1911(明治44)年9月19日号 8面
画家・撮影者 須藤宗方(生没年不詳)
小説のタイトル 縺れ糸(もつれいと)(20)(4)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D016:[中年~初老の男性]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Vwa:[男性和装外套]
D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2ma:[丸髷]
Vko:[コート(女性和装外套)]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Qfu:[縁飾り;フリンジ]
時代区分・年代 20世紀前半;1911(明治44)年
国名 日本
キーワード 中折帽子;中折れ帽子;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];縞御召のコート;フリンジ付きの小型ショール
男女別 男性;女性
体の部分 全身