近代日本の身装文化(身装画像)
説明 新婚間のない海軍軍人の夫の、海難事故のための死亡通知に見入る妻。若い妻は夫との縁が薄かったが、このときすでに身籠もっていた。年はまだ二十歳になっていないとはいえ、人妻としてはずいぶん女学生っぽい髪型と言える。廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)の束髪は、この時代、髷はもうあるかないかはっきりしないくらい。しかしその髷の根には飾櫛を挿し、小さめだがリボンまでつけている。襟元は半襟がまるでとっくりシャツのよう。これはこの時代の着方のひとつのタイプ。(大丸 弘)
ID No. E16-006
出典資料 下野新聞
発行年月日 1911(明治44)年4月23日号 1面
小説のタイトル 潜航艇(120)
作者 平井晩村(覆面子)(1884-1919)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhan:[半襟]
D3:[着装態様;着付け;着方・着こなし一般]
時代区分・年代 20世紀前半;1911(明治44)年
国名 日本
キーワード 海軍軍人の妻;庇髪;飾り櫛;リボン
男女別 女性
体の部分 上半身