近代日本の身装文化(身装画像)
説明 主要なストーリーからはやや離れた挿話中の情景。常識に外れない生活を守っている医師の家族。夏座敷とはいえ日本家屋の開放性がよくわかる。蚊に悩まされたのは当然だったし、都会でもすこし植え込みのあるような家だったら、いろいろな虫がずいぶん入り込んできたろう。妻と幼い娘を前にして、旅行の予定などをうち寛いで喋っていながら、襦袢を下に、紋付の単衣を着てキチンと正座しているのは、特別この男が窮屈な人間だったから、というわけでもないようだ。この時代の男女はどんな長時間でも、正座以外できない人間が多かった。正座のできない人間というのも、もちろんいたのだが。妻は上巻の縦型束髪。束髪は知識階級の中では1890年代もその後も、廃れずに結われていた。(大丸 弘)
ID No. E10-001
出典資料 報知新聞
発行年月日 1902(明治35)年9月22日号 1面
画家・撮影者
タイトル
小説のタイトル 女道楽:妻の兄
作者 村井弦斎(1863-1927)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
D1hi:[ひげ]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D002:[女の子(小学生くらい)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
G043:[縁先;縁端]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
特定通称名
国名 日本
特定地域
キーワード 夏座敷;紋付きの単衣;口髭;顎鬚;うちわ;煙草盆;長煙管(きせる);上げ巻;リボン;お太鼓結び;正座
男女別 男性;女性;女児
体の部分 全身;坐臥
関連情報
著作権情報
備考